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乳がんの検査・診断

 国内での乳がん患者は増え続けており今後も増加していくであるうと考えられます。
アメリカではマンモグラフィーの導入が早くマンモグラフィーによる乳がん検診が日常的に定着しているため乳がんでの死亡率は減少しています。
日本ではマンモグラフィーの導入が本格的になったには2000年になってからで、市町村でのマンモグラフィー導入率はやっと半分に達したにすぎません。

今後の課題としては国内でのマンモグラフィーでの検診をもっと身近に受けてもらえるよう環境を整えることや、 乳がんの早期発見の重要性を私たちが今以上に認識することが重要と考えられます。

乳がんでの診断というと以前は視診と触診が主でした。
この診断だけでは乳がんの発見は非常に難しく早期発見にはつながりません。  現在の乳がん検診の国際標準はマンモグラフィー(乳房X線撮影)による検診です。

しかし癌には色んな特徴があり、症状もさまざまです。検査機器などにしても長所と短所があるため短所を補足できるよう マンモグラフィーと超音波検査の両方を受けることが望ましいと思います。
では、乳がんの検査方法とはどんなものなのでしょうか。
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乳がんの疑いがあるときに行う検査

 胸にしこり、分泌物などの症状が見られ、乳がんの疑いがある検査方法です。

a)視診・触診
 医師が目で確かめ、手で実際に触れて乳房の異常を調べることを言います。
医師でなくても自分での自己チェックも日常的に行っているとよいでしょう。
自己チェックは最低1ヶ月に一度お風呂上りなどに乳房に触ったりして普段から自分の胸に触ることにより、異変を発見しやすくすることが望ましいでしょう。
しこりの有無、乳房の形、皮膚の変化、分泌物の有無など普段の自分の体が少しでもおかしいと感じたら近くの病院で検査を受けましょう。
昔は乳がんの検診は医師の視診と触診が主でしたがそれだけで乳がんを発見することは非常に困難です。
特に早期の乳がんを発見することは難しいと思われます。そこで登場するのがマンモグラフィーです。

b)マンモグラフィー(乳房X線撮影)
 乳房を上下、左右から挟んで平らにし撮影します。乳房を挟み平らにすることが必要なのは、被爆を少なくすることと、 脇の辺りから乳頭までしっかり挟むことによって乳がんの見落としをなくすためです。
被爆の心配ですが、マンモグラフィーでの一回の検査での被爆量は0.05~0.15ミリシーベルトですが、 年間普通に生活しているだけでも私たちは2.4ミリシーベルトの自然放射能を浴びていますので、そんなに心配しなくてもよいと考えられます。
ただし、妊娠中や妊娠の可能性がある場合は、胎児への影響を考え検査を避けるべきです。
マンモグラフィーは、しこり以外に乳がんの初期症状である石灰化を見つけることが可能です。  石灰化とは癌細胞が増殖し乳管内に広がっていくと、全ての癌細胞まで栄養が行き渡らず細胞が壊死します。  するとその壊死した細胞にカルシウムが沈着して石灰化します。  マンモグラフィーはまさしくこの石灰化を発見することに非常に優れています。
しかし、注意しなければばらないのは良性腫瘍であっても石灰化が見られるため、石灰化が発見されたからすぐ乳がんというわけではありません。  早期発見に優れているマンモグラフィーにも欠点があります。
マンモグラフィーで石灰化が見られる場合、白く映し出されるのですが、若い人(特に20代前半)では乳腺が非常に発達して密になっています。  マンモグラフィーでは乳腺は白く映し出されます。そこに石灰化した癌細胞があってもそれもまた白く映し出されてしまうためわからなくなってしまいます。  このため、若年性乳がんの発見には少しむいていません。その欠点を補うのがエコー(超音波検査)です。

c)エコー(超音波検査)
 仰向けに寝て、乳房にゼリーを塗り、センサーをを乳房にあて移動しながら乳房内部を撮影してしこりの有無などを検査していきます。  エコー検査は痛みもなく、人体にも無害で簡単に行うことができます。時間も10分~20分ほどと短時間で検査することが可能です。
先ほど述べたようにマンモグラフィーが苦手とする若者の乳がんの診断に威力を発揮します。

乳がんの確定診断のための検査

 医師によるマンモグラフィーやエコーなどの検査により乳がんが疑われる場合、癌細胞の存在を確認しなければいけません。
次はその乳がん確定のための検査方法を挙げていきます。

a)細胞診
しこりのある箇所から細胞を取り出し病理解剖し、その細胞が癌かどうか、悪性か良性かなどの判断をします。細胞診には主に2つあります。

①穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)
しこりに細い針を刺し細胞を吸引して調べる検査のことです。
針がちゃんとしこりの箇所に命中していて、「癌である」という検査結果だった場合その病変は100%近い確率で実際に癌とういうことになります。  検査も蚊に刺されたような痛みしか感じないためこの検査で乳がんであるとわかることが理想的です。
②乳頭分泌細胞診
しこりではなく乳頭からの分泌物が見られる場合その分泌物を採取して調べる検査のことです。

b)組織診
細胞診で診断がつかなかった場合もう少し範囲を広げ組織自体を採取してその組織を検査することです。組織診にも大きく分けて2つ種類があります。

①針生検
しこりの一部を太目の針で採取してその細胞の塊(組織)を調べることです。
もちろん細胞診よりも太目の針(鉛筆の芯ぐらい)を使用するため、局部麻酔をかけて行います。
②摘出生検
外科的に切開して組織をとってくるためちょっとした手術になり傷も多少残ってしむため細菌ではあまり行われなくなっています。
組織診は細胞診に比べ確実的な検査結果を導き出すことができますが、患者への負担は大きくなってきてしまいます。
細胞診でわからなかったので、組織診を行ってみました。挙句やっぱり「癌ではありませんでした」となると患者への負担は大きくなってきてしまいます。
そこで登場するのがマンモトーム生検と呼ばれる検査方法です。
③マンモトーム生検
マンモグラフィーと同じ要領で乳房を挟み、その映し出された画像を見ながら針を誘導し病変の組織を採取します。
医師は画像を見ながら針を動かすことができるためとても正確に病変を採取することが可能になります。
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乳がんの状態を調べるための検査
 細胞診や組織診により乳がんであることが確定した場合、次にその乳がんの大きさや広がるを調べ、治療方針を決定しなければなりません。

a)MRI(磁気共鳴画像検査)
磁気を利用して組織の状態を調べる検査です。正常だった細胞が癌化すると細胞の形は変化します。その変化を調べるのです。

b)CT(コンピューター断層撮影)
身体を輪切りにした画像を撮影する検査であらゆる角度から撮影することにより癌の形を調べます。

c)PET(陽電子放出断層撮影)
ペットと読みますが、MRIやCTが癌化した組織の形を調べるものだとしたら、PETは癌化した組織の機能を調べることです。
乳がんでは正常な細胞が癌化すると正常な細胞よりもより活発に増殖を繰り返すためブドウ糖を多く必要とします。  そこで微弱な放射線を放出する特殊な物質を付けたブドウ糖(このブドウ糖をつけた注射自体をFDGと呼びます)を注射します。  すると癌細胞はブドウ糖を細胞内に取り込もうとするのでFDGに集まりそれが画像上で写し出され放射線を出すという仕組みになっています。
つまり放射線を出している箇所が癌細胞活発に動いている場所でありその広がり具合がわかります。  しかし、PET検査にも欠点があり、発見できるのは癌自体の大きさが6~8ミリほど以上でないと発見不可能なことと、 全身を一度に見るために画像がやや不鮮明です。これに比べMRIは1~2ミリほどで発見が可能なです。

また検査前には絶食が必要です。更にPET検査は見つけやすい癌とみつけにくい癌があります。
乳がん、肺がん、大腸がんなどは比較的見つけやすいのですが、胃がん、肝臓がん、腎臓がんなどはみつけにくいです。  そこで最近ではお互いの欠点を補ったPET-CTという装置があります。
しかしこの装置は日本には数箇所にしかなくまだ普及していません。

再発・転移があるかどうかの検査
 乳がんが治療後に再発していないか、転移がないかどうかの検査です。

腫瘍マーカー
腫瘍マーカーとは癌細胞が作り出す物質のことです。(正常な細胞でも作り出されます)
その物質が作りだされていれば再発・転移している可能性があるということになりますが、 腫瘍マーカーの数値は正常な細胞でもゼロではないため補助的な検査と考えたほうがよいでしょう。

その他、レントゲン撮影、骨シンチグラフィー(骨への転移が見られるかどうか)などがあります。


乳がんの治療法
次は、乳がんの治療法について
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ブログ検索
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2012/2/23(Thu)00:00:00
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ついに整形へ
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2012/2/22(Wed)23:22:00
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